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| アレルギー外来(隔週木曜日午後)では、アレルギー性結膜炎、とくに春季カタル・アトピー性角結膜炎などの重症患者を対象に治療を行っています。アレルギー性結膜疾患の治療には抗アレルギー薬(メディエーター遊離抑制薬、ヒスタミン受容体拮抗薬)、ステロイド薬、免疫抑制薬など多くの種類の点眼薬が用いられています。各点眼薬にはそれぞれ特徴的な薬理作用があり、患者さんの病態と点眼薬の薬理作用をうまく合わせることでその治療効果も向上します。近年、新しい免疫抑制剤点眼薬が2種類市販され、ステロイドのような副作用が少なく、難治例でも安全に治療することが可能になってきました。まだ新しい薬であり、ひとつは処方後患者さんの追跡調査を行うという制限があるため、処方に消極的な眼科も多く、他の眼科医院の先生方に点眼薬の適切な使用法を啓蒙する努力も行っています。 |
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