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ドーナッツセミナー実施記録
・第123回ドーナッツセミナー
「角膜内皮・実質のtissue engineering」
慶応義塾大学眼科 羽藤 晋 先生
  • 角膜内皮細胞の機能 … ポンプ機能で透明性を維持
  • 慶應での角膜移植原因疾患の内訳 … 白内障術後・LI後の水疱性角膜症(39%)、角膜移植術後の内皮機能不全(18%)、円錐角膜(12%)、角膜白斑(8%)、フックス角膜変性症(4%)、ヘルペス(3%) →約半数が角膜内皮機能不全による水疱性角膜症であり、これを防ぐため、 角膜内皮細胞を誘導することが羽藤先生の研究目的で、角膜実質細胞Cornea-derived Progenitors(COPs)から角膜内皮細胞への誘導を研究しています。

前眼部発生にはretinoic acidとWnt signalが重要と報告されている。
pitx2が増加すると、COPs、Neural crestに働きかけ、角膜内皮となる。

COPsから角膜内皮(TECE : tissue engineered corneal endothelium)への誘導方法とその評価

  • 角膜からsphere culture法でCOPsを分離 → 7日間培養
  • 細胞形態の評価
  • RT−PCR法での角膜内皮の確認
→  
  • COPsを「内皮誘導培地」で培養することにより、角膜内皮細胞と同様の形態のTECEに分化誘導することに成功した。
  • TECEは角膜内皮細胞に必要なマーカー群を発現していた。
  • 誘導前のCOPsと比較し、誘導後のTECEはPitx2の発現量が増加しており、この誘導法が前眼部発生過程を模倣できていることが示唆された。
  • 誘導前のCOPsと比較し、誘導後のTECEはAtp1a1の発現量が増加しており、それにともない角膜内皮ポンプ機能も増加がみられた。

角膜内皮細胞のバリア機能についても研究されている

・claudine 10bに注目している →  +  イオンをよく通す
  10a →  −  イオンをよく通す
 
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